ヒーロー女子
5時限目は私が決まったあとにチャイムが鳴って、6時限目はメニューを決めた。
「…よしっ!来週はもう文化祭だから気合入れて準備するぞ!
制服のサイズは間違えないように注文しろよ。動物の耳と尻尾も数間違えないように」
柊君の言葉と同時に6時限目が終わった。
「風!決まったね〜」
「音羽〜私何で猫なの?」
「え?ツンツンしてそうだからかな?でも本当はそんなんじゃないけどね。
まぁ、みんな見たいって言ってるからいいじゃん」
フフフって不敵に笑う音羽に少し背筋がゾクッとする。
「あ、そうだ風。教室放課後どこか寄らない?」
「うん、いいよ。莉子ちゃんとかも来る?」
「ううん、2人だけ」