ヒーロー女子


「は…?」


「あなた自分の気持ち気づいてないのね。

早く…気づいた方がいいわよ」





南さんはその言葉を残していった。





「早く…気づいた方がいい……」





その言葉が頭の中をグルグルまわる。




結局図書室は行かないのと遊びにも行けないとメールを音羽に送って家に帰った。



なんか袋叩きにされなかったしお礼言われたし…なんか意外な結果だったな。



それにいつもはいじめられてたのに“ヒーロー”なんて言われたし…




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