ヒーロー女子
私が小林先輩と音羽が付き合っているのをバラした後から噂はどんどん広まっていって小林先輩のことが好きだった人はほとんど諦めた。
「あー、あの2人は噂に疎いの」
「へぇ、意外だな」
敏感そうなのにな、
「でしょ?私も最初そう思ったの」
『だから昨日は焦っちゃった』って笑ってるけどこっちは大変だったんだからね!?
「風、私クレープ食べたい!」
「いいよ、寄ろっか」
生徒会が出店する喫茶店の教室に入る。