ヒーロー女子


「うわぁ〜」





すぅっと風が通って目の前には大きな空が広がる。





「おっ!音羽!」





…ん?この声ってもしかして…



声のした方を見るとやっぱり小林先輩だった。




それよりも…今“音羽”って言った…?





「あっ!いっちゃん!」





そう言うと音羽は小林先輩の元へ走っていって抱きついた。

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