海色の恋、甘い時間
地味だったわたしを知っている同じ中学だった同級生は
「桃瀬さん、高校デビューってヤツ?」
「やだぁ、違いすぎてビビるんですけど!」
「必死? 必死なの?
去年大人しすぎてクラスに馴染めなかった桃瀬さんが?!」
クスクスどころかゲラゲラ笑われて、わたしは恥ずかしくなった。
わたし、また1年間、一人で地味に過ごすのかな……?
外見変えただけで、中身は変わってないもんね……。
この人たち、何かと突っかかってくるから中学の頃から苦手だったけど……。
高校に入ってまで、また同じクラス、なんだぁ……。
「こら、そんなこと言うなんて、失礼だ」
「桃瀬さん、高校デビューってヤツ?」
「やだぁ、違いすぎてビビるんですけど!」
「必死? 必死なの?
去年大人しすぎてクラスに馴染めなかった桃瀬さんが?!」
クスクスどころかゲラゲラ笑われて、わたしは恥ずかしくなった。
わたし、また1年間、一人で地味に過ごすのかな……?
外見変えただけで、中身は変わってないもんね……。
この人たち、何かと突っかかってくるから中学の頃から苦手だったけど……。
高校に入ってまで、また同じクラス、なんだぁ……。
「こら、そんなこと言うなんて、失礼だ」