海色の恋、甘い時間
本当に済まなそうな顔をするリーダーさんに、ますます顔が赤くなった。
そんな風に、思っていたの……?

これから、もしかして仲良くできるの……?
もうこれから、嫌な思い、しない……?

涙が、溢れてきた。
我慢しようにも、止めることができなくなってしまったわたしに。

「ごめん、ちょっと待ってて」

とリーダーさんの焦った声がかかった。
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