海色の恋、甘い時間
「だ、ダメだよ立花さん、今日から先輩なんだよ?
しっかりしなくちゃ、だよ?
しかも、まだ教室どころか校舎にも入ってないし……」
「う~ん……。
今からピクニック、いきたい……。
お花見、お弁当、睡眠……」
……。
さすが、天然マイペースって周囲に言われてるだけ、あるね?
わ、それにしても、どうしよう?
立花さん、本気で眠そうな顔、してるんだけど。
チャイムの時間も迫ってきて、わたしは困っていた。
いきなりぼうっとした状態から起こして、びっくりして転ばれでもしたら……。
悪いし、わたしじゃ支えられないし、怪我でもさせてしまったら、瀬田君が怖い。
誰か、転んでも支える事が出来る男子がいれば……!
しっかりしなくちゃ、だよ?
しかも、まだ教室どころか校舎にも入ってないし……」
「う~ん……。
今からピクニック、いきたい……。
お花見、お弁当、睡眠……」
……。
さすが、天然マイペースって周囲に言われてるだけ、あるね?
わ、それにしても、どうしよう?
立花さん、本気で眠そうな顔、してるんだけど。
チャイムの時間も迫ってきて、わたしは困っていた。
いきなりぼうっとした状態から起こして、びっくりして転ばれでもしたら……。
悪いし、わたしじゃ支えられないし、怪我でもさせてしまったら、瀬田君が怖い。
誰か、転んでも支える事が出来る男子がいれば……!