海色の恋、甘い時間
「前に瀬田君が言ってたふわふわ、分かった!
きっとこの感覚のことだ!
わたあめじゃ、なかった!」
そっかそっか、と、さっきまで赤かったうみちゃんの顔は、推理をし終わった探偵さんのような、すっきりと満足気な顔に切り替わっていた。
ええと、ちょっと違うけど……。
あれ? ちょっとどころか結構違う?
それとも感覚的には一緒なの?
ああ、分からないし、言えない……。
瀬田君の言ってるふわふわって、大人のキスで頭が真っ白になることじゃなくて、それ以上のこと、なんて……。
きっとこの感覚のことだ!
わたあめじゃ、なかった!」
そっかそっか、と、さっきまで赤かったうみちゃんの顔は、推理をし終わった探偵さんのような、すっきりと満足気な顔に切り替わっていた。
ええと、ちょっと違うけど……。
あれ? ちょっとどころか結構違う?
それとも感覚的には一緒なの?
ああ、分からないし、言えない……。
瀬田君の言ってるふわふわって、大人のキスで頭が真っ白になることじゃなくて、それ以上のこと、なんて……。