海色の恋、甘い時間
「やめろって!」
「ちょっと、なにやってんのよ!」
廊下の隅のわたし達に、声がかかる。
いたずらにわたしの頭を撫でていた手が、下ろされた。
「黄原君……。
鈴木さん……」
「あ~ら、サイテー彼女をお持ちの黄原君。
それに、自分のクラスよりよその親友のクラスが大事な鈴木さん」
意地悪な女子は、2人にも意地悪を言った。
「ちょっと、なにやってんのよ!」
廊下の隅のわたし達に、声がかかる。
いたずらにわたしの頭を撫でていた手が、下ろされた。
「黄原君……。
鈴木さん……」
「あ~ら、サイテー彼女をお持ちの黄原君。
それに、自分のクラスよりよその親友のクラスが大事な鈴木さん」
意地悪な女子は、2人にも意地悪を言った。