海色の恋、甘い時間
「サイテー同士集まって、仲間助けに来たってワケ?
あ、青葉さんが足りないけど。
はいはい、仲良しでよかったでちゅね~」

わたしを囲んでいた女子達は、ケラケラと笑いながら行ってしまった。

「最低はどっちよ、全く!
桃瀬さん、わたしと行きましょ!」

「あ、俺も一緒に行く」

「ありがとう、2人とも……」

わたしは、結局誰かに守られてしか、動けないのかな……。
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