海色の恋、甘い時間
「部屋を行き来してる間に、えっと、その……。
黄原がくっついて来ることが多くなって……」

ああ、そう言う、話しなの……?

うみちゃんは俯いたまま、顔を真っ赤にしている。
わたしまでドキドキして、赤くなってしまった。

「最初は、まだ……そのぅ……。

キスの回数が増えた、とか……。
抱きしめられる回遊が増えた、とかそんなんだったんだけど……」

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