海色の恋、甘い時間
「どうって……。
普通……?
今まで通りだよ」

うみちゃんはお弁当の卵焼きを飲み込んで、そう言った。

「ね、ね、キスとか、する?」

「え? 
……う、うん……。
たまに………」

わぁ、真っ赤になった。
うみちゃん、美人な上に可愛いなんて、反則だなぁ。
黄原君、こんなうみちゃんを毎回見てるんだ……。
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