海色の恋、甘い時間
突然立花さんの後ろから現れた瀬田君が、腕を伸ばして立花さんを抱きしめた。
「瀬田君!
……き、聞いてた……?
今の……?」
「いやぁ? 別に?
美空探してたら声が聞こえたから、来ただけ」
はぁ、よかった……。
じゃあ来たばっかりだね?
「どこまで? で、旅行の話しはないだろ美空。
お前は本当に鈍感天然だなぁ」
……。
最初からいたんだね、瀬田君……。
立花さん、逃げれてなかったみたいだね……?
「瀬田君!
……き、聞いてた……?
今の……?」
「いやぁ? 別に?
美空探してたら声が聞こえたから、来ただけ」
はぁ、よかった……。
じゃあ来たばっかりだね?
「どこまで? で、旅行の話しはないだろ美空。
お前は本当に鈍感天然だなぁ」
……。
最初からいたんだね、瀬田君……。
立花さん、逃げれてなかったみたいだね……?