1人ぼっちと1匹オオカミ(番外)
何だか大騒ぎをして、何とかご飯を食べ終わった後は、川に入ったりして遊びました。
山に食糧調達しに行ったお父さんご一行が、地元の人たちや一応自治体にも許可を得て、イノシシを狩ってきたことにはさすがに驚きましたが…。
地元の猟師さんもびっくりです。
「あきくん、あれどうやって仕留めたんですか…」
「いや、俺見てるだけだったから…」
お父さんにご同行したあきくんは、目の前で見ていたはずなのに、何が起こっているのかわからず呆然としていたそうです。
ついでに、お父さんと剣人さんが主になって捕まえたそうです。
銃もないのにどうやって仕留めたんだか…。
「お父さん、これどうするの?」
「ん?あぁ、地元の人がさばいてくれるらしい」
「…あきくん、薪拾いに行きましょ~」
流石にほ乳類が解体されるのは見たくないです…。
あきくんも同じだったのか、2人でそそくさとその場を離れました。