1人ぼっちと1匹オオカミ(番外)

「お巡りさん!こっちです!!」

「キミたち!!何をしている!!」

 急に現実に返ってくる声。見れば、数台のパトカーが止まっていて、警察官が走ってくる。

 ヤバいと思った時にはもう遅い。

 敵も、俺も、清牙も仲良く御用となってしまった。

 事情を話すと、俺と清牙は減刑ということにしてもらえたけど、学校からは自宅謹慎が出されてしまった。

 その謹慎中に俺は大人しく家にいたというのに、清牙はバイトをしていたらしく、それがばれてさらに1週間謹慎が伸びて、のちに桃と紅葉を大笑いさせることになった。
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