〜記憶のカケラ〜もう一度

俺は、放課後になってすぐに声をかけた。

「優奈っ」

「あ、こーちゃんっ話って?」

「あぁ、秋と優里には先に行ってるって言ってある」

「そ~なの?分かったよっ」

優奈と歩きながら歩きながら他愛もない話をしていた。

いつも校門の前でお別れする。
俺と秋、優奈と優里でかえってる。

校門を出たところで俺は、いうと決心した。

「あのさ?優奈?」

「ん?なに?」

「俺…優奈が好きだっ」

「え?…………えっと…………」

「へ、返事は明日の放課後教室でいいからっ約束なっじゃっ!!」

家に走って行こうとした時。

「私も、こーちゃんが………✻✻✻」

振り向いた時俺は、道路に出ていることを忘れた。


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