〜記憶のカケラ〜もう一度


俺は、下を見下ろしている。
倒れて白くなったおれを優奈が抱きしめている。

『こーちゃんっこーちゃんっうわぁーん…………』


優奈が泣いている。
優里が優奈の方に近寄って抱きしめた。

秋は、立ち尽くしている。

周りにどんどん人が寄ってくる。


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