〜記憶のカケラ〜もう一度
俺死んだんだ………
「ごめん………ごめん優奈……秋………優里………」
"立花 光太"
「え?」
俺の横に女の子が立っている。
白いワンピースを着た140㌢くらいの女の子だ。
"立花 光太…もう一度やり直しませんか?"
「は?何言ってんだ?てか、お前誰だよっ」
なにを言ってるか分からない。
意味不明だ。
こいつ、何言ってんだ?
女の子は、俺の言葉を気にせず話し続ける。
"貴方にチャンスを与えます。でも、ずっとではありません。5回だけです。"
なんの、チャンスだよっ!
「は?どういうことだよっ」
"立花 光太…特に設定は変えません。でも、今回は貴方が転校生としてあの学校に、行ってもらいます。"
「意味分かんねーよっ」
俺は、状況が読めない。
"立花 光太…チャンスをあげます。行きなさいっ"
「は?あ、おいっ」
女の子は、暗闇に消えていった。