SPECIAL4人組☆

夢遊病

克也Side


―AM03:00。

俺はベットに違和感を借りて起きた。

キングサイズのベットなハズなのに身動きがとれない。

…予想はついているのだが。


ペロッと布団を捲ると案の定茉莉が俺にくっついている。


昨日は確かに茉莉は自分の部屋の自分のベットに寝たハズ。


大方、トイレに行った帰りに間違えて俺の部屋にきたのだろう。


大体茉莉はいつもそうだ。

いつの間にか俺のベットにいるんだ。

もう夢遊病じゃないかなとか思うくらい。



そして俺は毎回茉莉を隣で寝かしてあげてるんだから偉いと思う。


さ、いつものように茉莉に声をかけて寝よう…。


「茉莉、もうちょいあっちいけよ。」

「ん~…」

「おやすみ、茉莉。」

「ん~…克也…?」

「なんだ?」

「大好きっ!」

「っ…!!」


不意打ちだよな…。


「…俺もだよ、姫。」



End..


2009.04.05

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