ikitai~生きたい~
咄嗟に木の後ろに隠れた。


気になってゆっくり覗いてみる。


そこには、さっきの男女がキスしている姿があった。



男の方は、よく知る人物だった。


でも、女の方も知っている。




嘘、でしょ?


どうして、この二人が。



お互いに、キスする相手が違うでしょう?



それなのに、どうして。




どうしてそんなに愛おしそうな顔をしているの。



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