Your Smile ~君との未来~
病院についた瞬間に手術室に連れてかれた
立川さん。
さっちゃんは泣き崩れていた。
朝から胸騒ぎがしたのに
気づかなかったと、
自分を責めていた。
私はそんなさっちゃんをずっと抱きしめていた。
さっちゃんは悪くない。
それしか言えなかった。
愛希くんはどこかに行ってしまって、
戻ってきたときには、
袋を持っていて、
そこからコーラだけを抜き取ると私たちに差し出してきた。
「ありがとう。」
「ん。」
中を見ると
私の好きなイチゴミルクとポッキー、
さっちゃんの好きなミルクティーとチョコレートが入ってた。