Your Smile ~君との未来~
昼休みが残り、10分あるのを確認して、
俺は、売店に向かった。
昼休みが終わる前だからなのか、人もあまりいなくて、
売店のおばちゃんに、
確か、朝、森口が大きい声で佐藤ポ○キー好きだよね、って話してたのを思い出して買いに来た。
「おばちゃん、ポ○キー二箱ちょーだい。
あと、苺みるくも。」
「あいよ。480円だよ。」
500円玉をおばちゃんに渡して
お釣りをもらって、
ありがとだけ伝えて、
教室までの道のりを歩いた。
教室に着くと、
佐藤は、森口と楽しそうに話してて、思わずその光景を見て頬が緩む。
なんだ?この感じ。