Your Smile ~君との未来~


そのまま、さっちゃんの家を出てすぐ真正面には、



「なん、でっ。」





























愛希くんの姿があった。

愛希くんの表情はどこか寂しげで、

泣きそうな顔をしていた。



「愛希くん?どうしたの?」

聞いても何も言わない愛希くんに、

私は笑って、腕を広げて、

「おいで?」

とやって見せると、

ゆっくりと近づいてきて、

私を抱きしめてくれた。



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