Your Smile ~君との未来~
「愛希くんを、私が病気だという事で、
愛希くんの未来を縛りたくなかった。」
最後の方は言葉になったかわからない。
愛希くんは泣きながら抱きしめてくれた。
そして、
優しく、震える声で、
「俺は、お前以外好きになんてなれねぇよ。
望愛になら、未来を縛られようが生活を縛られてもいいんだよっ。
望愛が、生きてさえいれば俺はなんでもするからっ。」
その一言に私のただでさえ緩んでた涙腺はもう崩壊をしてしまい。
愛希くんに抱きしめられながらずっと泣いていた。