Your Smile ~君との未来~


「二宮くん!おはよう!」

「…」

「今日はいい天気だね!」

「……外、大雨だけど。」


……会話終了。


そう、今日は、大雨。

私が学校に着いた瞬間、雨が降り始めたのだ。

危なかった。



「てか、今日二宮君に、お弁当作ってきたんだ!食べてね!」


「…」


おう、今日も相変わらず二宮くんは、冷たい。

前までの私なら確実に傷ついてた。

だけど、

もう気にしてやれない!!

なんだかんだ優しい、二宮くんを私は、知ってるから。





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