DreamorBoy

進展

次の日私はフツーに登校していた。
ふと目の前をみるとアイツがまっていた。

「おはよ」


…そっか
昨日の夢ぢゃないんだ。


「お…はよ」

私は男の子と二人で学校に行くなんて初めてだった。

ずっと下を向いて歩いていると段差につまづいた。

「大丈夫か」

幸いアイツが助けてくれたおかげで転ばずにすんだ。
「ったく…あぶなっかしーな」

そう言って手をひきよせた

微妙に汗ばんだ手が大きく感じる。


…男の子の手ってこんなに大きいんだ。


初めて感じた感覚だった。
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