僕は君のことが好きだった。
次の日、ドアを開けると私の机に皆が群がっていた。

「うーん、ちょっと絵心ないな。」

「まあ、いっか!」

「ヤバッ!本人来ちゃった!」

私を睨み付ける群衆の中をやっと抜けて、机に行くと…

【顔面偏差値1野郎、ようこそ、いじめ教室へ。】

と言うピンク色の文字と、私が泣いている絵が描かれていた。

「ようこそ、顔1。」

目の前に立っていたのは、花香だった。

「顔1ぃ?」

村上さんが聞く。

「そう、顔面偏差値1。略して顔1。」

「なるほど!花香、あったまいい!」

目の前で花香と村上さんは、会話を続けていた。
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