何でも屋と偽りのお姫様~真実の愛を教えて~
囚われたお姫様
「あぁぁぁ!!」



痛みに耐えきれなくなった私は悲鳴に近い叫びを上げる。
薄暗い部屋で何も身に着けない姿のまま……拓哉さんの下で顔を歪ませる。
肌に咲いた真っ赤な華は異常な数になっていた。
まるで狂った愛情を表すかのように……。



「腰が揺れているな。
エロイ女だ」



無表情なまま拓哉さんは私の“イイ所”を責め続ける。
執念にねちっこいほど。
与え続けられる快感に抵抗することも出来ずに私はただ鳴きつづけていた。



「たくやさ……ん……もうっ……許してっ……」



貴方を傷つけた事は謝ります。
でも、こんな事を続けていたら拓哉さんも私も……。
駄目になると思うから。


こんな関係間違っているっ……。



そう伝えても拓哉さんは全く聞き耳を持たなかった。
それどころか行為は更に激しくなっていく。


頭がおかしくなっていく……。
どれくらいの時間が経った……?


何回お日様が上った?
そんな事はもう覚えていない。
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