何でも屋と偽りのお姫様~真実の愛を教えて~
「ほら昨日の……えっと……進藤!
進藤って人が務めている小学校!
あそこと同じ名前!」
「あぁ!!
じゃあ、もしかして進学校かもしれないですね!」
「うん!」
「ヨウコさん、NO1!!
本当にありがとうございます!!」
これで九条さんの事が分かるかもしれない。
嬉しさで胸がいっぱいになり、いてもたってもいられなくなる。
2人にお礼を言い立ち去ろうとした時、後ろから大声が聞こえてきた。
「どうでもいいけど俺の名前はハルトだ!
覚えとけよ!!」
NO1の言葉に私とカオルさんは思わず足を止める。
凄く聞き覚えのある名前にNO1の顔を凝視してしまう。
そんな私とカオルさんを見ながらNO1は眉間にシワを寄せる。
「なんだよ?」
「え?
いやー……世間は狭いなって」
「は?」
「な……何でもないです!
本当にありがとうございました!
また会いましょう。ヨウコさんと……NO1!!」
私がそう呼べば大袈裟なほど転ぶNO1。
その光景にヨウコさんもカオルさんも笑っていた。
「結局、名前で呼ばねぇのかよ!」
「はい!
だって……私にとって“はると”はあの人だけですから!」
それだけ言うと私は2人に手を振って走り出す。
進藤って人が務めている小学校!
あそこと同じ名前!」
「あぁ!!
じゃあ、もしかして進学校かもしれないですね!」
「うん!」
「ヨウコさん、NO1!!
本当にありがとうございます!!」
これで九条さんの事が分かるかもしれない。
嬉しさで胸がいっぱいになり、いてもたってもいられなくなる。
2人にお礼を言い立ち去ろうとした時、後ろから大声が聞こえてきた。
「どうでもいいけど俺の名前はハルトだ!
覚えとけよ!!」
NO1の言葉に私とカオルさんは思わず足を止める。
凄く聞き覚えのある名前にNO1の顔を凝視してしまう。
そんな私とカオルさんを見ながらNO1は眉間にシワを寄せる。
「なんだよ?」
「え?
いやー……世間は狭いなって」
「は?」
「な……何でもないです!
本当にありがとうございました!
また会いましょう。ヨウコさんと……NO1!!」
私がそう呼べば大袈裟なほど転ぶNO1。
その光景にヨウコさんもカオルさんも笑っていた。
「結局、名前で呼ばねぇのかよ!」
「はい!
だって……私にとって“はると”はあの人だけですから!」
それだけ言うと私は2人に手を振って走り出す。