今日のアイツはちょっと変!? 【短編】
「俺の事、何?」
立ったまま、少し挑発的な言い方をしてきた。
やっぱり遥人って、玲がおらんかったら性格変わる…
「…うち…まだ遥人の事………好きやねん……ごめん…」
遥人は悩んだ末にあの結果を出してくれたのに、うちはまだ、未練がましく遥人の事が好きで…
「何で謝んねん」
「えっ…」
横にしている布団の隣に遥人が入ってきた。
「嫌なら叩いていいよ」
「…叩かん…嫌じゃ、ない、から…」
「そっか。…はぁー、良かったぁ」
そう、大きくため息を着いて、寝転がった。
「俺さぁ、さっきむっちゃ緊張しててん。」
「あれで!?」
「どうにかお前にバレんようにって、んで最後泣かしてさぁ、終わったって思った……ありがと。」