今日のアイツはちょっと変!? 【短編】
「んっ、うぁっ…ちょ、っと」
首筋を指で当たるか当たらないかの所を撫でられ、次に耳を触られた。
「エロ過ぎやって。おかしなりそう」
「エロいのは遥人!おかしくなりそうなんはうち!くすぐったくて変になるの!」
ほんまに遥人はおかしい。
変なスイッチがはいってる。
「遥人おかしい」
「ありがとう」
「褒めてないよ!」
「そう?俺には褒め言葉やねんけどな」
もう知らん、うちは知らん。
我慢や我慢。
そう決めた時、遥人が変な事を言い出した。
まぁ、さっきからずっと変な事言ってるんやけど…
「ゲームしよっか」
「何よ急に」
「音楽流すからその曲の名前を答える、簡単やろ?」
確かにルールは簡単。誰にでもわかる。
けど遥人の事や、それだけじゃない。
「答えられへんかったら罰ゲーム」
「そんなんフェアじゃない」
「もちろん、そっちも音楽を流してや。それを俺が答えられへんかったら何か罰ゲームしてくれたらいいやん。それならフェアやろ?」
まぁ、それなら良いかな。玲がおらん間ずっとくすぐられたりしたらたまらんからな。