操り人形 〜傀儡〜
帰り道、呆然としながら歩く。
正直あれからの記憶がない。

「……………許さない」
声に出すと余計に惨めで、切なくて。

そんな時、いつもの道に見慣れぬ屋台の様なモノが。
でももっと高貴な感じ。

私は引き寄せられるかのようにそれに近付いた。
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