どうしようもない私
だって、寂しかったの

久しぶりに人に甘えてぎゅって抱きしめられてその温もりがうれしかった

誰でもよかった

私は甘えたいだけで抱きついたり腕枕してくれたり

そういうのが心地よかったんだ

だからせっかくのその温もりを私は離したくなかった

唯一甘えさせてくれる彼が私には手放せなかった
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