夢のかけら
わたしはまだまだ進むんだ。
石ころの中からひとつ輝く夢のかけらを背負いながら。
もうわたしにはこれしかない。
しがみつく。
苦しくたって、トゲが刺さったままだって、
必死で前に足を出す。もう一歩、もう一歩。
誰のために?
いったい誰のために進むの?
決まってるでしょ、自分のため。
夢のかけらを拾った、あの頃の自分のため。
泣かないで。大丈夫だから。
わたしは負けないよ。
まだまだこの道を進んでみせる。
大丈夫。きっと幸せにしてあげる。
ちゃんと幸せにしてあげる。
だから待ってて。期待して待ってて。
必ず幸せにしてあげるから。
わたしからわたしへ。