LOVE ―先生と私―
「私…全然話聞いてなくて…ごめんなさいっ!!!」

ゴンっ!!

私はおもいっきり頭を下げてまたまた机に頭を打ってしまった。


「いったあいっ!!」


クラスのみんなは大爆笑…


先生まで笑いこらえてるし……


最悪…


「すいません…」
私はもう一度謝り直した。


「いえ。大丈夫ですか?」
先生はそう言って私に近寄ってきた。


「大丈夫です。」
私が顔を上にあげると、すでに目の前にいた。


私の心臓はすでにうるさく音をたて始めている。


「赤くなってるじゃないですか。」
先生はそう言いながら私の額のこぶをなでた。


私は傷より心臓の音のほうが大変だった。

「一応保健室行きますか…」
先生はそういうと私の手を取りひっぱっていった。
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