LOVE ―先生と私―
「あ~…えっと…ヒマで…送っちゃいました…ごめんなさい!!!」

私が謝ると先生はふぅ―とため息を吐いた。


先生が呆れてる…
私…最低なことしちゃったかも…


どうしよ~!!!
キライに…なられるかな…



そう思うだけで私の目に涙が浮かんでくる。


いやだよ…
そんなの…


私が立ち尽くしてると、先生の手が私の頭にポンっと置かれた。





びっくりして顔を上げると、先生は私の顔を見てまたふぅ―とため息を吐いた。




先生は私の涙を指で拭いながら




「そんな顔しないでください…。授業中ってのは呆れますが…俺もあなたからのメールはうれしいですから…」



と言った。



うれしさと安心と恥ずかしさがいっきに出てきて先生に抱きついて、赤い顔をごまかした。



「あれ…?照れてるんですか?」

先生はいじわるな声でこう聞いてきた。




ってか…先生って……Sだったの!!?



うわぁぁ―っ!!!!
そんなの知らないよっ!!!


「先生の…いじわるっ!!!」




私が先生をポカポカ殴ると、先生は満足そうに笑って


「痛い、痛い―っ」


て、自分のデスクに逃げてった。



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