LOVE ―先生と私―
がんばるよっ…て言ってもなあ…
私は今更、さっきの決意の難しさに気づいた。
どうすればいいんだろう…
私はただの平凡な1生徒だし…
先生が私なんか振り向いてくれるワケないよ~!!
「り~ん!!おはよー」
「あっ!!ゆきぃ!!おはよん~」
雪が私の背中を叩きながら挨拶しにきた。
「どうしたの~?こわぁい顔して。」
「うん…ちょっと考え事かな…」
「あたしでよかったら何でも聞くよ?」
雪のその言葉がとてもうれしかった。
「うん。今は話せないけど…いつかきっと話すね!!」
「うん。わかった!!」
雪がこれ以上聞いてこなかったことに少し安心した。
だってロボットが好きだなんて絶対反対されるもん!!!
あ~あ…大変な片思いだなあ…