転校先は男子校?!
転校生
1-A組
チュンチュン…チュンチュン
気付けばもう朝になっていた
昨日は色々なことがあり過ぎて
部屋に帰った俺はすぐに寝たのだ
ご飯も食べてなければ荷物整理も
シャワーもしていない
俺はベッドに横たわっている自分の体を起こし
背筋を伸ばす
「ん〜!よく寝たなー…」
俺はベッドから出てすぐに支度を始める
ポケットから携帯を出し時間を確認っと
今は朝の5時半だから…
まずお風呂に入って荷物整理を少ししてから
ご飯にしよう
と俺はバスルームに向かう
昨日は説明する暇がなかったから今言うけど
俺の部屋は雨路と同じ3LDKぐらいの広さで
リビング、キッチン、ベランダ、寝室、
バスルーム、トイレなどがある
すごく快適だが…
やっぱり寮にしては広すぎるよな〜
とか思いながらバスルームのドアを開ける
服を脱ぎ終え、中に入る俺
目の前には人が二人入れるくらいの
大きさのバスタブがありシャワーが付いている
「っわぁー!すげぇー」
そのあと俺は三十分間もお風呂に入っていた
お風呂から上がった俺は荷物整理をした後
自分の部屋から出て共同リビングに向かった
神崎と雨路はいなくて
あたりはシーンとしていた
きっとまだ寝ているのだろう
俺はそそくさとキッチンに向かい
冷蔵庫を開ける
理由は朝ごはんを作るためだ
食材を勝手に使うのはあまり気は進まないが
神崎と雨路の分を作ってあげれば
きっと大丈夫だと言ってくれると
勝手に思っているけど
何か問題でもあるか?
いやないよな!
頭の中で自問自答しながら
食材を取り出し料理を始める
料理は上手くはないが作れるほうだ
勝手に厨房を使ってよく怒られていたけど
優しいコックさんとかは一緒に作らせてくれた
その時に教えてもらった一番簡単な
オムライスを作る
更にオニオンスープもテキパキと作る
〜7時〜
「………」
…いくら待っても二人がこない
普通ならもう起きても良い時間なのに
あれ?もしかして居ないのか?
いやでもそれはない…はずだ
心配になった俺はまず部屋の場所を知っている
雨路の部屋に向かう
昨日のことがあって少し気まずいが
もし襲ってきたら返り討ちにしてやる
そういいながら雨路の部屋のドアをノックする
コンコン ガチャ
失礼しマースと言い俺は雨路の部屋に入った…
へ?なんで入ったかって?それゃだって
直接起こしに行かないと起きないだろ?普通
そうは言うものの寝室の前まで来てやはり
緊張し始めるが顔をパンッと叩き
気を引き締める
コンコンコン
「雨路ーおきろー!朝だぞ!」
ベッドの上では白いかたまりが
もぞもぞと動いている
俺は『そいつ』から布団を剥ぎ取り
体をゆする
「雨路ー!おきろ!」
すると雨路はパチッと目を開け
俺を驚いた表情で見る
がすぐに昨日と同じ顔に戻り
笑いながら喋り出す
「朝から襲いに来たのかぁ?
大胆だなぁ優希ぃ?」
そういいながら俺の腕をつかみ引き寄せてくる
そいつにプチッと何かが切れた俺は…
「…起こしに来たんじゃ
このボケナスがぁああっ!」
気付いた時にはもう
叫びながら雨路を思いっきりぶん殴っていた
強烈なパンチに雨路が
気絶しそうになったのは言うまでもない
その時は俺の叫び声に飛んできた神崎が
俺をなだめてどうにかなったものの
俺はプクーっと頬をふくらせたまま
ツンっとしていた
「…オムライスすごく美味しいぞっ!
ゆ、優希、料理上手いんだなっ!」
神崎のその言葉にもツーンとして答えない俺
神崎は何も悪くないけど…
ごめんな今はあまり喋りたくないんだ
どうにか機嫌を取り戻そうと必死の神崎
一方殴られた雨路は何事もなかったかのように
オムライスをパクパク食べていた
気付けばもう朝になっていた
昨日は色々なことがあり過ぎて
部屋に帰った俺はすぐに寝たのだ
ご飯も食べてなければ荷物整理も
シャワーもしていない
俺はベッドに横たわっている自分の体を起こし
背筋を伸ばす
「ん〜!よく寝たなー…」
俺はベッドから出てすぐに支度を始める
ポケットから携帯を出し時間を確認っと
今は朝の5時半だから…
まずお風呂に入って荷物整理を少ししてから
ご飯にしよう
と俺はバスルームに向かう
昨日は説明する暇がなかったから今言うけど
俺の部屋は雨路と同じ3LDKぐらいの広さで
リビング、キッチン、ベランダ、寝室、
バスルーム、トイレなどがある
すごく快適だが…
やっぱり寮にしては広すぎるよな〜
とか思いながらバスルームのドアを開ける
服を脱ぎ終え、中に入る俺
目の前には人が二人入れるくらいの
大きさのバスタブがありシャワーが付いている
「っわぁー!すげぇー」
そのあと俺は三十分間もお風呂に入っていた
お風呂から上がった俺は荷物整理をした後
自分の部屋から出て共同リビングに向かった
神崎と雨路はいなくて
あたりはシーンとしていた
きっとまだ寝ているのだろう
俺はそそくさとキッチンに向かい
冷蔵庫を開ける
理由は朝ごはんを作るためだ
食材を勝手に使うのはあまり気は進まないが
神崎と雨路の分を作ってあげれば
きっと大丈夫だと言ってくれると
勝手に思っているけど
何か問題でもあるか?
いやないよな!
頭の中で自問自答しながら
食材を取り出し料理を始める
料理は上手くはないが作れるほうだ
勝手に厨房を使ってよく怒られていたけど
優しいコックさんとかは一緒に作らせてくれた
その時に教えてもらった一番簡単な
オムライスを作る
更にオニオンスープもテキパキと作る
〜7時〜
「………」
…いくら待っても二人がこない
普通ならもう起きても良い時間なのに
あれ?もしかして居ないのか?
いやでもそれはない…はずだ
心配になった俺はまず部屋の場所を知っている
雨路の部屋に向かう
昨日のことがあって少し気まずいが
もし襲ってきたら返り討ちにしてやる
そういいながら雨路の部屋のドアをノックする
コンコン ガチャ
失礼しマースと言い俺は雨路の部屋に入った…
へ?なんで入ったかって?それゃだって
直接起こしに行かないと起きないだろ?普通
そうは言うものの寝室の前まで来てやはり
緊張し始めるが顔をパンッと叩き
気を引き締める
コンコンコン
「雨路ーおきろー!朝だぞ!」
ベッドの上では白いかたまりが
もぞもぞと動いている
俺は『そいつ』から布団を剥ぎ取り
体をゆする
「雨路ー!おきろ!」
すると雨路はパチッと目を開け
俺を驚いた表情で見る
がすぐに昨日と同じ顔に戻り
笑いながら喋り出す
「朝から襲いに来たのかぁ?
大胆だなぁ優希ぃ?」
そういいながら俺の腕をつかみ引き寄せてくる
そいつにプチッと何かが切れた俺は…
「…起こしに来たんじゃ
このボケナスがぁああっ!」
気付いた時にはもう
叫びながら雨路を思いっきりぶん殴っていた
強烈なパンチに雨路が
気絶しそうになったのは言うまでもない
その時は俺の叫び声に飛んできた神崎が
俺をなだめてどうにかなったものの
俺はプクーっと頬をふくらせたまま
ツンっとしていた
「…オムライスすごく美味しいぞっ!
ゆ、優希、料理上手いんだなっ!」
神崎のその言葉にもツーンとして答えない俺
神崎は何も悪くないけど…
ごめんな今はあまり喋りたくないんだ
どうにか機嫌を取り戻そうと必死の神崎
一方殴られた雨路は何事もなかったかのように
オムライスをパクパク食べていた