不器用な恋模様

「あのー、そろそろ入ってよろしいでしょうか。お二人とも」


「「え?」」



気まずい感じで入ってきたのは桃華と南くんだった



「めっちゃ入りづらいからしばらく待ってたんだよね。」


「てことはき「聞いてたよ、全部」


南くんは少し申し訳なさそうにしかしにやけながら言った


もう〜、恥ずかしさMAXだよ!



そう思い顔を上げてみると外には


「雪だ!」

「え、あホントだ!」

私に続いて桃華が窓の方に乗り出す


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