鈍感ちゃんと意地悪くんの短編集
恥ずかしがってモデルをやりたがらない彼女ちゃんを、瀬田が説得して、店長も説得して。
どうにかやることになったんだ。
店長は、協賛って形でうちの店の名前を載せて貰えるから、と大喜びで結婚式場に全面協力を申し出た。
シフト調整もするし、協力できることは何でも言ってくれ! と瀬田や式場の取材班にノリノリで言い切っていた店長を思い出した。
そうだ、それで、シフトに入っていたはずの瀬田がいないのか……!
「俺、お客様から瀬田宛の伝言預かってるんですが。
しかも、すぐに返事欲しいって言われちゃってるんですが」
瀬田がいない理由に納得したところで、店長に意見を募る。
どうしましょう?
俺は図体のでかい店長を仰ぎ見た。
どうにかやることになったんだ。
店長は、協賛って形でうちの店の名前を載せて貰えるから、と大喜びで結婚式場に全面協力を申し出た。
シフト調整もするし、協力できることは何でも言ってくれ! と瀬田や式場の取材班にノリノリで言い切っていた店長を思い出した。
そうだ、それで、シフトに入っていたはずの瀬田がいないのか……!
「俺、お客様から瀬田宛の伝言預かってるんですが。
しかも、すぐに返事欲しいって言われちゃってるんですが」
瀬田がいない理由に納得したところで、店長に意見を募る。
どうしましょう?
俺は図体のでかい店長を仰ぎ見た。