鈍感ちゃんと意地悪くんの短編集
「うっはははははは!
面白っ!」
スタッフが盛大に吹いて呼吸が苦しそうだ。
鈴木はその背中をさすった。
なぜ笑われているのか分からない。
「で? 瀬田君、あと一日、美空にこのバイトさせてあげるわよね?」
「バイト毎日出たら、お給料とは別に、レアたこっちぅストラップが貰えるの!
だから、だから、ね……?」
うるうるとした瞳で俺を見上げる美空に、かなうわけがない。
「……。わかったよ」
「ありがと、瀬田!」
面白っ!」
スタッフが盛大に吹いて呼吸が苦しそうだ。
鈴木はその背中をさすった。
なぜ笑われているのか分からない。
「で? 瀬田君、あと一日、美空にこのバイトさせてあげるわよね?」
「バイト毎日出たら、お給料とは別に、レアたこっちぅストラップが貰えるの!
だから、だから、ね……?」
うるうるとした瞳で俺を見上げる美空に、かなうわけがない。
「……。わかったよ」
「ありがと、瀬田!」