鈍感ちゃんと意地悪くんの短編集
今年度も相変わらずか……(青葉うみ)
「あれ? 立花さん?」
「あ、青葉さんおはよ~」
まったりのんびりと、立花さんがこちらに笑顔を向けた。
3年生になって何回目かの登校中、偶然立花さんと合流した。
行先は一緒だから、何となく並んで歩くことになった。
立花さんはあたしのクラスメイトの鈴木さんの親友であり、学校一の美少女だ。
ああ、羨ましそうな男子生徒の視線があたしに刺さる。
女子同士で歩いてるだけだ、そんな目で見るなっての!、
それにしても……。
立花さんの親友の鈴木さんも、年中立花さんにべったりな溺愛彼氏の瀬田君も一緒じゃないなんて、珍しくないか?
あたしが見るときは大体どちらかと一緒だったような……。
「青葉さん、どうしたの?」
「あ、青葉さんおはよ~」
まったりのんびりと、立花さんがこちらに笑顔を向けた。
3年生になって何回目かの登校中、偶然立花さんと合流した。
行先は一緒だから、何となく並んで歩くことになった。
立花さんはあたしのクラスメイトの鈴木さんの親友であり、学校一の美少女だ。
ああ、羨ましそうな男子生徒の視線があたしに刺さる。
女子同士で歩いてるだけだ、そんな目で見るなっての!、
それにしても……。
立花さんの親友の鈴木さんも、年中立花さんにべったりな溺愛彼氏の瀬田君も一緒じゃないなんて、珍しくないか?
あたしが見るときは大体どちらかと一緒だったような……。
「青葉さん、どうしたの?」