鈍感ちゃんと意地悪くんの短編集
それっていたずら?(副委員長)
わたしは立花さんとお喋りをしている。
彼女は楽しそうにわたしの話しを聞きながら相槌をうちつつ、時々いちごオレを飲んで喉を潤していた。
「おい美空、知ってるか」
ふと、立花さんの隣の席の瀬田君が彼女を呼んだ。
「ん?」
瀬田君に背中を向けてわたしと話していた立花さんは、振り向いて小首をかしげた。
わたしもつられて瀬田君を見る。
「今日はな、お菓子が貰えなかったらいたずらして良い日らしいんだ。
だからお前にいたずらする」
確かに今日はハロウィン。
トリックオアトリート、と言い合って、友達とお菓子を交換したりして楽しいイベントデー。
彼女は楽しそうにわたしの話しを聞きながら相槌をうちつつ、時々いちごオレを飲んで喉を潤していた。
「おい美空、知ってるか」
ふと、立花さんの隣の席の瀬田君が彼女を呼んだ。
「ん?」
瀬田君に背中を向けてわたしと話していた立花さんは、振り向いて小首をかしげた。
わたしもつられて瀬田君を見る。
「今日はな、お菓子が貰えなかったらいたずらして良い日らしいんだ。
だからお前にいたずらする」
確かに今日はハロウィン。
トリックオアトリート、と言い合って、友達とお菓子を交換したりして楽しいイベントデー。