鈍感ちゃんと意地悪くんの短編集
「ち、違うの、立花さんっ!
えっと……。
キスの先、瀬田君としたことがあるのかなって……。
立花さんと瀬田君の仲は、どこまで進んでるのかなって……。
わたし、そういうこと経験ないんだけど、興味があって聞いてみたくてっ……!」
遠まわしな言い方では美空に通じない、と桃瀬は悟ったようだった。
さっきよりも顔を赤くして、はっきりとストレートに質問した。
「えぇっ?! 桃瀬さんっ?!」
やっと質問の意味がわかった美空が、驚いてたちまち真っ赤になった。
凄いこと、聞くんだね、とそれはもう恥ずかしそうだ。
確かに。
控えめで大人しい桃瀬がこんなこと美空に聞くなんて。
俺も美空ほどじゃないけど驚いた。
えっと……。
キスの先、瀬田君としたことがあるのかなって……。
立花さんと瀬田君の仲は、どこまで進んでるのかなって……。
わたし、そういうこと経験ないんだけど、興味があって聞いてみたくてっ……!」
遠まわしな言い方では美空に通じない、と桃瀬は悟ったようだった。
さっきよりも顔を赤くして、はっきりとストレートに質問した。
「えぇっ?! 桃瀬さんっ?!」
やっと質問の意味がわかった美空が、驚いてたちまち真っ赤になった。
凄いこと、聞くんだね、とそれはもう恥ずかしそうだ。
確かに。
控えめで大人しい桃瀬がこんなこと美空に聞くなんて。
俺も美空ほどじゃないけど驚いた。