妖精現れる!~時わたり編~
でも、ああいう目線がとても怖い。
私がおかしいのは知っているよ。
左目だって、色が浅葱色で人の心や思いが勝手に見える事もおかしいと自分でも思ってるし。
でも、左目の事は嫌いじゃない。
小さい頃、お母さんとお父さんが
『何言ってるんだ。その目が、綺麗だとお父さんは思うぞ!。』
『要が、他の人と違っても要は要。その目は、その証なんだからもっと自信持って。』
なんて、言ってくれた思い出があるのだ。
この左目には。