君色のソナチネ

inquietoー不安なー





ーーーーー時は過ぎ、あのデートから早2ヶ月。


梅雨のジメジメとした湿気のお陰で、私の指、鍛えられてます。


ここの練習室のピアノの鍵盤が、湿気吸って重いんですよ!!!


''除湿機、つけてくれ〜!''


職員室、いや、事務室?に向かって叫びたい。





まぁ、それはおいといて、この2ヶ月間、ただただ平和に過ぎて行きました。


強いて言うなら、練習しすぎて、頭が変になりそうってことぐらいかな?


今年も、もうそこにまで迫ってきてる、暑い暑い夏。


私にとって、小さい頃から夏=コンクールなんです。





でも、コンクール、


…出たくないよね。


だって、やっぱり何回経験しても、あのイヤーな雰囲気慣れないんだもん。


だから、夏前のこの中途半端な季節は、心が憂鬱になります。





でも、実力をのばすためにも、コンクールにはでておきたい。


あと、毎回高い壁を感じながら、音楽に向き合って、それを乗り越えたときの爽快感。


舞台の上のキラキラ感。


自分の音楽を遠慮なく聴いてもらえる事への喜び。


その全てが、私をコンクールへと突き動かすんだ。


例え、それまでの練習がどんなに辛いものであろうと。


例え、心残りになるような大きな失敗をしてしまったとしても。


私の音楽を聴いてもらいたい!!




ということで、また今年も、練習頑張ってます。



毎日、肌身離さず楽譜を手に持ち、寝る時は枕にし… …ないけど、でもこうして、奏にお願いされて、合唱を聴きに来ている今も楽譜を広げて研究中。


ごめんね、合唱団の子達。


いつもより真剣に聴けてないかもです。







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