恋色シンフォニー
「……音楽鑑賞」
「ふーん、別に普通じゃない」
「ジャンルに問題ありなんですか?」
「……クラシック、なかでも、オーケストラです」
「意外」
「はー……高尚なご趣味で……」
「ほら。そういう反応が嫌だったんですってば。別に全然高尚じゃないですよ。ぐっときたり、キュンとしたり、もだえたり、ゾクゾクしたりするんですから。さらに、視覚的に、イケメンがヴァイオリン弾いてる姿は、たまんないです」
ぽかん、とする2人。
「イケメンがヴァイオリン、ねぇ……」
「一度、ユーチューブで、『デイビッド・ギャレット』『メンデルスゾーン』で検索して、動画を見てみてください。美少年がヴァイオリン弾いてますから」
「へぇ。綾乃さんが、そんなに瞳をキラキラさせて乙女になるなんて、よっぽど好きか、よっぽどかっこいいんですね!」
どっちもです。
「以上、ここだけの秘密でお願いします」
「ふーん、別に普通じゃない」
「ジャンルに問題ありなんですか?」
「……クラシック、なかでも、オーケストラです」
「意外」
「はー……高尚なご趣味で……」
「ほら。そういう反応が嫌だったんですってば。別に全然高尚じゃないですよ。ぐっときたり、キュンとしたり、もだえたり、ゾクゾクしたりするんですから。さらに、視覚的に、イケメンがヴァイオリン弾いてる姿は、たまんないです」
ぽかん、とする2人。
「イケメンがヴァイオリン、ねぇ……」
「一度、ユーチューブで、『デイビッド・ギャレット』『メンデルスゾーン』で検索して、動画を見てみてください。美少年がヴァイオリン弾いてますから」
「へぇ。綾乃さんが、そんなに瞳をキラキラさせて乙女になるなんて、よっぽど好きか、よっぽどかっこいいんですね!」
どっちもです。
「以上、ここだけの秘密でお願いします」