恋色シンフォニー
2
毎週月曜日夕方は、販促会議。
商品部と、店舗運営部が向かい合い、お誕生席に進行役である販促部の三神くんが座る。
先日、話に出たので、観察してみる。
同期だというのに、今までまじまじ見たことないし、話したことも少ない。
……興味がなかったのよね。
仕事のことで話すことがあっても、明らかに壁を作られているし。
背は高め。スラっとしてる。
顔は、……あら、よく見ると、整ってる部類じゃないの。
黒縁眼鏡。
黒髪をナチュラルにワックスでセットしている。
清潔感はあるし、爽やかといえなくはないけど、……地味。
今は、薬部門の今期方針について、担当バイヤーがプレゼン中。
三神くんは、発表者の話をききながら、ペンを持った指をゆっくり伸ばしたり曲げたりしている。
よくやってるから、癖なんだろう。
その癖、小学生じゃないんだから、直したら?
と、言ってやりたい。
雑談することがないので、その日は来ないかもしれないけど。
商品部と、店舗運営部が向かい合い、お誕生席に進行役である販促部の三神くんが座る。
先日、話に出たので、観察してみる。
同期だというのに、今までまじまじ見たことないし、話したことも少ない。
……興味がなかったのよね。
仕事のことで話すことがあっても、明らかに壁を作られているし。
背は高め。スラっとしてる。
顔は、……あら、よく見ると、整ってる部類じゃないの。
黒縁眼鏡。
黒髪をナチュラルにワックスでセットしている。
清潔感はあるし、爽やかといえなくはないけど、……地味。
今は、薬部門の今期方針について、担当バイヤーがプレゼン中。
三神くんは、発表者の話をききながら、ペンを持った指をゆっくり伸ばしたり曲げたりしている。
よくやってるから、癖なんだろう。
その癖、小学生じゃないんだから、直したら?
と、言ってやりたい。
雑談することがないので、その日は来ないかもしれないけど。