キミのために。
『先生』

『は、はい!』

『席戻っていいスッか?』
俺は自分の席を指した。

『あ、あぁ…良いぞ』
俺は自分の席に戻った。

椿が後ろを向き、俺に言った。
『蒼、頭良いな!あの先公を見下すとかスゲー!』
椿は興奮していた。

『別に…だって簡単じゃん?』

そう言うと、椿は目を丸くして

『蒼、お前、頭大丈夫?』
と心配された(笑)

< 10 / 25 >

この作品をシェア

pagetop