キミのために。
この学校のレベルは、どのくらいだろう…。

俺的に…低い。
この学校のトップってどのくらいのレベルなんだ…?

そんなふうに考えてると、隣から紙が回ってきた。

“すごいね!(^o^)
蒼くんって頭良いね♪
桜にまた今度、勉強を教えてー(>人<*)”

との事だ。
…というかこの手紙、桜か。

桜を見た。

桜はニコッっと笑っていた。

俺は授業中だと言う事もあり、手紙に返事を書いた。

“別に頭良くねぇよ?
てか俺…ちょっと気になってたんだけど…
桜、何で話さねぇの?”

と書いた。

桜にその手紙を渡した。
桜は手紙を見て、また手紙に返事を書いていた。

書き終わったのか、その手紙を俺に渡した。

“桜ね、声が出ないの”

ただ手紙にそう書いてあった。
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